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口元を美しくする矯正治療


「口元を美しくしたい!」と歯科医師(矯正医)に言わなければ伝わらない!

口元が美しくならない矯正治療もあります。

“矯正歯科治療を始める・・・”というと歯並びをよくすること「だけ」とイメージされる方がいらっしゃいますが、矯正歯科治療は歯並びをよくする「だけ」ではなく、口元の美しさや顔のバランス等、当然、歯だけでなく歯の根の状態を考慮して口腔内を健康に保つ等、様々なことを考える必要があります。
歯並びはよくなっても、「NGな矯正治療(矯正失敗事例)」などのように、口元が突出するなどして美しくならなかったのでは、矯正治療を受けた意味もうすれてしまいます。

矯正歯科治療ではきれいな歯並び「だけ」でなく、
“口元の美しさ”

“理想的なかみ合わせ”
を得ることも重要です。

しかし、医院によっては「歯を並べることだけ」を目標(Goal)にしている医院もあります。

ですから矯正を担当する歯科医師には、

●「口元を美しくしたい!」
●「理想的なかみ合わせを得たい!」
●(子供が大きくなった時)「美しい口元を残してやりたい」

ということをしっかりと伝えて、お互いの目標(Goal)を確認しましょう。
※矯正歯科治療はゴムをかけて頂いたり、保定装置をつけて頂いたり患者さんの協力が必要です。また使用する装置やテクニックによって目標(Goal)の差も出てきます。だからこそお互いに目標(Goal)を確認し、話し合うことが必要であると考えます。

■当院では、かみ合わせはもちろん、
「美しい口元」を目指して治療を行います。

下記は当院で行った治療前後の症例です。口元が美しく変化していることお分かりになりますか?

上突咬合 / じょうとつこうごう(出っ歯)

初診時年齢
13歳
性別
男子
治療内容
上顎は左右第一小臼歯、下顎は左右第二小臼歯を抜去し、マルチブラケット装置とヘッドギア、顎間ゴムを用いて治療を行いました。
治療期間
2年8か月
保定期間
2年 ※保定期間は通常2年~3年(状態により異なります)
通院回数
3~4週間に1回程度 保定期間は4~6か月に1回程度
治療費の総額の目安(自費)
2期治療:総額約67万~92万円 保定観察料:3千円/1回
副作用・リスク
歯根吸収が起こるリスクがあります。矯正治療中は歯磨きしにくい部分ができるため虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。

治療前
治療前

治療後
治療後

治療前
治療前

治療後
治療後

両突歯列 / りょうとつしれつ(上下顎前突)

初診時年齢
21歳
性別
女子
治療期間
2年5か月
保定期間
2年 ※保定期間は通常2年~3年(状態により異なります)
通院回数
3~4週間に1回程度 保定期間は4~6か月に1回程度
治療費の総額の目安(自費)
2期治療:総額約67万~92万円 保定観察料:3千円/1回
副作用・リスク
歯根吸収が起こるリスクがあります。矯正治療中は歯磨きしにくい部分ができるため虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。

治療前
治療前

治療後
治療後

治療前
治療前

治療後
治療後

外科的矯正治療 / げかてききょうせいちりょう

初診時年齢
15歳
性別
女子
治療期間
2年7か月
保定期間
2年 ※保定期間は通常2年~3年(状態により異なります)
通院回数
3~4週間に1回程度 保定期間は4~6か月に1回程度
治療費の総額の目安
保険診療自己負担額(3割負担)の総額約23万円
副作用・リスク
歯根吸収が起こるリスクがあります。矯正治療中は歯磨きしにくい部分ができるため虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。外科手術によるリスクがあります。

治療前
治療前

治療後
治療後

治療前
治療前

治療後
治療後

治療前
治療前

治療前
治療後


※記載の治療費は治療当時の金額(税込)です。

その他の症例はこちらからご覧ください

「どの程度口元が美しくなるか?」までしっかりと説明を受けてください

私の経験上、矯正歯科治療を受けたいと考える患者さんの多くは、歯並びを良くすることだけでなく、「口元を美しくしたい!!」という要望が、口に出さないまでも多くあるように思います。

しかし、患者さんの中には、矯正歯科治療=歯並びを良くするだけ!と勘違いしていて「口元を美しくしたい!」と言わない方がいらっしゃいます。もしくは、声高に「きれいになりたい!」というのは、ためらうところがあるのかもしれません。

私は矯正治療を専門とする歯科医ですから、言われなくても、できる限り口元が美しくなるような治療計画と方針を立てますが、

全ての歯科医師が
「口元を美しくしよう」として
矯正治療をしているわけではありません。

ですから、これから矯正治療を始めようと考えている方が、「口元を美しくしたい」または将来お子さんに「きれいな口元にしてやりたい」と考えているのであれば、矯正を担当する歯科医師に、「口元を美しくしたい!」と伝えるとともに、

「どの程度口元が美しくなるのか?」
の説明をしっかりと受けることが大切です。

最後に、このセクションでは、「口元を美しく!」という審美的なことのみをご説明しましたが、言うまでもなく、健康的かつ理想的なかみ合わせを伴うことが重要です。審美的な説明だけを受けるのではなく、このようなこともあわせて説明受け、確認をすることが重要です。

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